LPIC問題：329-332

【解説】
A) /boot/grub/grub.cfg
誤りではありませんが、直接編集は推奨されません。このファイルはupdate-grub コマンドによって生成されます。

B) /etc/default/grub
正解です。このファイルに GRUB_DEFAULT オプションを設定することで、デフォルトの起動エントリを変更できます。

C) /boot/grub/menu.lst
誤りです。このファイルは古いGRUB（GRUB Legacy）で使用されていましたが、GRUB2では使用されません。

D) /etc/grub.d/default.cfg
誤りです。このディレクトリにはGRUBの設定スクリプトが含まれていますが、デフォルトエントリを設定するための場所ではありません。

【解説】
A) grub2-configure
誤りです。このコマンドは存在しません。

B) update-grub
正解です。このコマンドは、GRUBの設定ファイルを更新するために使用されます。

C) grub-update
誤りです。このコマンドは存在しません。

D) grub2-refresh
誤りです。このコマンドは存在しません。

【解説】
A) /boot/grub2/grub.cfg
正解です。このファイルには、GRUBメニューのエントリが記述されています。

B) /etc/default/grub
このファイルはタイムアウトやデフォルトエントリの設定に使用され、メニューのエントリ自体は設定されません。

C) /boot/grub/menu.lst
誤りです。GRUB Legacyで使用されていた設定ファイルであり、GRUB 2では使用されません。

D) /etc/grub2/entries.conf
誤りです。このようなファイルは存在しません。

【解説】
A) ls
誤りです。このコマンドはファイルやディレクトリを一覧表示するために使用します。
B) ldconfig
誤りです。このコマンドは共有ライブラリのキャッシュを更新しますが、依存関係を調べるためには使用しません。
C) ld
誤りです。このコマンドはリンカであり、ライブラリの依存関係を確認するためには使用しません。
D) ldd
正解です。このコマンドを使用すると、実行ファイルが依存している共有ライブラリを確認できます。