
LPIC問題:821-824
LPIC練習問題
問題821:testコマンドで、2つの文字列が異なるかどうかを確認する場合に使用する正しいオプションはどれですか?
A) <>
B) !=
C) !==
D) -ne
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正解)B
【解説】
A) <>
誤りです。この構文は使用できません。
B) !=
正解です。文字列が等しくない場合に真を返します。
C) !==
誤りです。この構文はサポートされていません。
D) -ne
誤りです。これは数値の比較に使用されます。
問題822:testコマンドを用いて文字列の比較で大小を判定する場合、正しい記述はどれですか?
A) str1 > str2
B) [ str1 > str2 ]
C) [ str1 > str2 ]
D) [ str1 gt str2 ]
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正解)C
【解説】
A) str1 > str2
誤りです。>がリダイレクトとして解釈されてしまいます。
B) [ str1 > str2 ]
誤りです。>はエスケープされないとエラーになります。
C) [ str1 > str2 ]
正解です。文字列比較を行うためには、>をエスケープする必要があります。
D) [ str1 gt str2 ]
誤りです。このような構文はtestコマンドではサポートされていません。
問題823:testコマンドでAND条件を用いて複数の条件を組み合わせる際に正しい構文はどれですか?
A) [ cond1 ] [ cond2 ]
B) [ cond1 -and cond2 ]
C) [ cond1 ] && [ cond2 ]
D) [ cond1 && cond2 ]
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正解)C
【解説】
A) [ cond1 ] [ cond2 ]
誤りです。条件間に論理演算子がありません。
B) [ cond1 -and cond2 ]
誤りです。-andはサポートされていません。
C) [ cond1 ] && [ cond2 ]
正解です。シェルのAND条件として正しい構文です。
D) [ cond1 && cond2 ]
誤りです。この構文はエラーになります。
問題824:testコマンドの条件式において、結果を反転させて真偽を逆転させるためのオプションは?
A) !
B) !!
C) --not
D) -n
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正解)A
【解説】
A) !
正解です。このオプションを使うと、条件式の結果を反転させます。
B) !!
誤りです。このような構文は存在しません。
C) --not
誤りです。このオプションはサポートされていません。
D) -n
誤りです。これは文字列の長さが0より大きい場合に使用されるオプションです。