LPIC問題:933-936

LPIC練習問題

問題933:DNSキャッシュをクリアするコマンドとして適切なものを選んでください。

A) resolvectl flush-caches
B) systemctl restart named
C) dig clear-cache
D) service dnsmasq restart

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正解)A

【解説】
A) 正解です。resolvectl flush-cachesはDNSキャッシュをクリアするためのコマンドです。
B) 誤りです。systemctl restart namedはDNSサーバの再起動に使用されますが、キャッシュのクリアではありません。
C) 誤りです。digコマンドにそのようなオプションはありません。
D) 誤りです。dnsmasqの再起動はキャッシュをクリアする可能性がありますが、直接的なコマンドではありません。

問題934:IPv4アドレスでプライベートアドレスとして正しいものを選んでください(2つ選択)。

A) 192.0.2.1
B) 172.31.255.255
C) 10.0.0.1
D) 8.8.8.8

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正解)B,C

【解説】
A) 誤りです。192.0.2.1はテスト用アドレスで、プライベートIPではありません。
B) 正解です。172.31.255.255はプライベートアドレス範囲に含まれます。
C) 正解です。10.0.0.1はプライベートアドレス範囲に含まれます。
D) 誤りです。8.8.8.8はGoogleのパブリックDNSサーバのIPアドレスです。

問題935:ネットワークの遅延が発生している際に、経路上のルータ情報を確認するためのコマンドを選択してください。

A) ping
B) traceroute
C) netstat
D) nslookup

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正解)B

【解説】
A) 誤りです。pingは到達可能性や応答速度を確認するコマンドで、経路の確認には使用しません。
B) 正解です。tracerouteは経路上の各ホップを表示するため、遅延の原因を特定する際に有効です。
C) 誤りです。netstatはネットワーク接続の状態を表示するコマンドです。
D) 誤りです。nslookupはDNSの名前解決に使用されます。

問題936:ネットワークインターフェースにIPアドレスを割り当てる適切なコマンドを選んでください。

A) ip addr add
B) ifconfig list
C) route add
D) netstat -rn

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正解)A

【解説】
A) 正解です。このコマンドを使用すると、指定したインターフェースにIPアドレスを追加できます。
B) 誤りです。ifconfig listは存在しないコマンドです。
C) 誤りです。route addはルーティングテーブルにエントリを追加するためのコマンドです。
D) 誤りです。netstat -rnはルーティングテーブルを表示するコマンドです。