LPIC-1 101試験 模試②:33-36

問題33:1>&2 に関する記述で正しいものは次のうちどれですか。

A) 標準出力を標準エラー出力にリダイレクトする。
B) 標準エラー出力を標準出力にリダイレクトする。
C) 標準入力を標準エラー出力に送る。
D) 標準出力を標準入力に送る。

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正解)A

【解説】
A) 正解です。1>&2 は、標準出力 (1) を標準エラー出力 (2) にリダイレクトする構文です。
B) 誤りです。この構文は 2>&1 で表現されます。
C) 誤りです。標準入力 (0) ではなく、標準出力 (1) に関する記述です。
D) 誤りです。標準出力を標準入力に送る場合は | を使います。

問題34:標準入力から受け取ったデータを引数としてコマンドに渡して実行するために使用するコマンドはどれですか。

A) xargs
B) tee
C) sort
D) uniq

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正解)A

【解説】
A) 正解です。xargs コマンドは、標準入力からデータを受け取り、それを引数として指定したコマンドに渡します。
B) 誤りです。tee コマンドは標準出力と同時にファイルにデータを保存するために使用します。
C) 誤りです。sort コマンドはデータを並び替えるために使用します。
D) 誤りです。uniq コマンドは重複行を削除するために使用します。

問題35:システムの稼働時間を確認できるコマンドは次のうちどれですか(2つ選択)。

A) uptime
B) ls -l
C) top
D) whoami

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正解)A, C

【解説】
A) 正解です。uptime コマンドはシステムの稼働時間を確認するために使用します。
B) 誤りです。ls -l はファイルの詳細情報を表示しますが、システムの稼働時間には関係しません。
C) 正解です。top コマンドの出力にはシステムの稼働時間が含まれています。
D) 誤りです。whoami は現在のユーザー名を表示するコマンドです。

問題36:特定のコマンドを一定の間隔で繰り返し実行するために使用するコマンドは次のうちどれですか。

A) watch
B) repeat
C) loop
D) exec

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正解)A

【解説】
A) 正解です。watch コマンドは、指定されたコマンドを一定の間隔で繰り返し実行します。
B) 誤りです。repeat というコマンドは存在しません。
C) 誤りです。loop は無効なコマンドです。
D) 誤りです。exec コマンドは現在のシェルを置き換えて実行しますが、繰り返し処理には使用しません。