LPIC-1 101試験 模試④:49-52

問題49:現在マウントされているファイルシステムを確認する方法として正しいコマンドを選びなさい(2つ選択)。

A) cat /proc/self/mounts
B) mount
C) lsblk -m
D) mount -a

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正解)A, B

【解説】
A) 正解です。cat /proc/self/mounts は現在マウントされているファイルシステムを表示します。
B) 正解です。mount コマンドは現在のマウント状況を確認できます。
C) 誤りです。lsblk -m はブロックデバイスの情報を表示しますが、マウント状況を確認するためのものではありません。
D) 誤りです。mount -a はすべてのファイルシステムをマウントするコマンドで、確認には使用しません。

問題50:読み取り専用でファイルシステムをマウントするためのオプションとして適切なものはどれですか。

A) sync
B) rw
C) ro
D) exec

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正解)C

【解説】
A) 誤りです。sync はデータの同期書き込みを行うオプションです。
B) 誤りです。rw は読み書き可能な状態でのマウントを指定します。
C) 正解です。ro は読み取り専用でファイルシステムをマウントするためのオプションです。
D) 誤りです。exec は実行可能ファイルの実行を許可するオプションです。

問題51:/dev/sda1 を /mnt/data に読み取り専用でマウントするコマンドとして正しいものはどれですか。

A) mount /mnt/data /dev/sda1 -o rw
B) mount /mnt/data -o ro /dev/sda1
C) mount /dev/sda1 /mnt/data -o ro
D) mount -o rw /dev/sda1 /mnt/data

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正解)C

【解説】
A) 誤りです。デバイス名とマウントポイントの順序が逆です。また、-o rw は読み書き可能を意味します。
B) 誤りです。デバイス名とオプションの順序が不正です。
C) 正解です。このコマンドは、正しい順序でデバイスを読み取り専用でマウントしています。
D) 誤りです。-o rw は読み書き可能な状態を指定しているため、読み取り専用にはなりません。

問題52:ファイルシステムのクォータを設定する際に使用するコマンドは次のうちどれですか。

A) quotaon
B) quotaoff
C) edquota
D) quotacheck

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正解)C

【解説】
A) 誤りです。quotaon はクォータを有効にするためのコマンドです。
B) 誤りです。quotaoff はクォータを無効にするためのコマンドです。
C) 正解です。edquota コマンドを使用すると、ユーザーやグループのクォータを編集できます。
D) 誤りです。quotacheck はファイルシステムのクォータ情報を確認するためのコマンドです。