LPIC-1 102試験 模試①：13-16

【解説】
A) userdel は誤りです。このコマンドはユーザーを削除しますが、ホームディレクトリは削除されません。

B) userdel -r が正解です。-r オプションを付けることで、ユーザーのホームディレクトリやメールスプールも削除されます。

C) deluser は誤りです。deluser コマンドは Debian 系のコマンドですが、デフォルトではホームディレクトリを削除しません。

D) userdel --remove-all-files は誤りです。このオプションは存在しません。

【解説】
A) /etc/shadow は誤りです。/etc/shadow ファイルにはユーザーのパスワード情報が保存されていますが、ユーザー情報は含まれていません。

B) /etc/group は誤りです。/etc/group ファイルにはグループ情報が保存されています。

C) /etc/passwd が正解です。このファイルにはユーザー名、UID、GID、ホームディレクトリ、デフォルトシェルなどのユーザー情報が保存されています。

D) /etc/userinfo は誤りです。このようなファイルは存在しません。

【解説】
A) /etc/userdir は誤りです。このようなディレクトリは存在しません。

B) /etc/skel が正解です。新しいユーザーを作成する際、このディレクトリに含まれるファイルやディレクトリがテンプレートとして新規ユーザーのホームディレクトリにコピーされます。

C) /var/home は誤りです。これはホームディレクトリを格納するディレクトリではなく、テンプレートとしては使用されません。

D) /usr/local/template は誤りです。このようなディレクトリは存在しません。

【解説】
A) ユーザーのパスワード は誤りです。useradd コマンドではパスワードの設定はできませんが、後に passwd コマンドで設定できます。

B) ユーザーのUID が正解です。useradd -u オプションでユーザーのUIDを指定できます。

C) ユーザーのSSHキー は誤りです。SSHキーは通常、ユーザーのホームディレクトリに配置される ~/.ssh/authorized_keys ファイルに設定しますが、useradd コマンドでは設定できません。

D) ユーザーのグループのみ は誤りです。useradd コマンドでは、グループだけでなく、ユーザーのホームディレクトリやシェルも設定できます。