【解説】 A) passwd -S 誤りです。このコマンドはアカウントの状態を確認しますが、有効期限の詳細を表示するわけではありません。 B) usermod -L 誤りです。このコマンドはアカウントをロックするためのものです。 C) chage -l 正解です。このコマンドを使うと、指定したユーザーのパスワード有効期限に関する詳細情報を確認できます。 D) id 誤りです。このコマンドはユーザーIDやグループIDを表示します。
問題54:一般ユーザーがシステムにログインできないようにするために使用されるファイルはどれですか?
A) /etc/shadow B) /etc/passwd C) /etc/nologin D) /etc/hosts.deny
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正解)C
【解説】 A) /etc/shadow 誤りです。このファイルはパスワード情報を管理しますが、ログイン制限には使用されません。 B) /etc/passwd 誤りです。このファイルにはユーザー情報が記載されていますが、ログイン制限の機能はありません。 C) /etc/nologin 正解です。このファイルが存在する場合、一般ユーザーはログインできなくなります。 D) /etc/hosts.deny 誤りです。このファイルはTCP Wrapperの設定に使用されますが、ユーザーのログイン制限とは直接関係ありません。
A) /etc/hosts.allow B) /etc/tcp_wrapper C) /etc/services D) /etc/inetd.conf
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正解)A
【解説】 A) /etc/hosts.allow 正解です。このファイルを使用してアクセスを許可するホストを指定します。 B) /etc/tcp_wrapper 誤りです。このようなファイルは存在しません。 C) /etc/services 誤りです。このファイルはサービス名とポート番号のマッピングを定義します。 D) /etc/inetd.conf 誤りです。このファイルはinetdデーモンの設定に使用されますが、TCP Wrapperの設定には直接関与しません。
問題56:特定のユーザーのログインシェルを無効化する方法として正しいコマンドはどれですか?
A) passwd -l user B) userdel -f user C) chsh -s /sbin/nologin user D) touch /etc/nologin
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正解)C
【解説】 A) passwd -l user 誤りです。このコマンドはアカウントをロックしますが、シェルを無効化するものではありません。 B) userdel -f user 誤りです。このコマンドはユーザーアカウントを削除するためのものです。 C) chsh -s /sbin/nologin user 正解です。このコマンドを使用すると、指定したユーザーのログインシェルを/sbin/nologinに設定し、ログインを禁止することができます。 D) touch /etc/nologin 誤りです。このファイルを作成すると、すべての一般ユーザーのログインが禁止されますが、特定のユーザーを対象とする方法ではありません。