LPIC-1 102試験 模試②:57-60

問題57:SSH公開鍵認証に必要な鍵ペアを生成するためのコマンドはどれですか?

A) ssh-add
B) ssh-keygen
C) ssh-agent
D) ssh-copy-id

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正解)B

【解説】
A) ssh-add
誤りです。このコマンドは、すでに作成されたSSHキーをエージェントに追加するために使用されます。
B) ssh-keygen
正解です。このコマンドは、公開鍵と秘密鍵のペアを生成するために使用されます。
C) ssh-agent
誤りです。このコマンドは、SSHキーを管理するためのエージェントを起動するために使用されます。
D) ssh-copy-id
誤りです。このコマンドは、公開鍵をリモートホストにコピーするために使用されます。

問題58:SSHクライアントの設定オプションが記述されているファイルとして正しいものは次のうちどれですか?

A) /etc/ssh/sshd_config
B) /etc/ssh/config
C) /etc/ssh/ssh_host_key
D) /etc/ssh/known_hosts

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正解)B

【解説】
A) /etc/ssh/sshd_config
誤りです。このファイルはSSHサーバーの設定を記述するものであり、クライアント設定には使用されません。
B) /etc/ssh/config
正解です。このファイルはSSHクライアントの設定を記述するファイルです。
C) /etc/ssh/ssh_host_key
誤りです。このファイルはSSHサーバーのホストキーが保存されているファイルです。
D) /etc/ssh/known_hosts
誤りです。このファイルは、信頼できるリモートホストの公開鍵を記録するためのものです。

問題59:GnuPGでユーザー固有のデータが保存されるディレクトリは次のうちどれですか?

A) ~/.gnupg
B) /var/gnupg
C) /etc/gpg.d
D) ~/.config/gpg

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正解)A

【解説】
A) ~/.gnupg
正解です。このディレクトリには、GnuPGで使用される鍵や設定ファイルが保存されます。
B) /var/gnupg
誤りです。このディレクトリはGnuPG関連の標準ディレクトリではありません。
C) /etc/gpg.d
誤りです。このパスはシステム全体のGPG設定に関係する可能性がありますが、ユーザー固有のデータ保存には使用されません。
D) ~/.config/gpg
誤りです。このディレクトリは一般的にGPGで使用されません。

問題60:GnuPGで秘密鍵をインポートするコマンドは次のうちどれですか?

A) gpg --import
B) gpg --decrypt
C) gpg --export
D) gpg --sign

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正解)A

【解説】
A) gpg --import
正解です。このコマンドを使用して、GnuPGで秘密鍵や公開鍵をインポートします。
B) gpg --decrypt
誤りです。このコマンドは暗号化されたデータを復号するために使用されます。
C) gpg --export
誤りです。このコマンドは公開鍵や秘密鍵をエクスポートするために使用されます。
D) gpg --sign
誤りです。このコマンドはデータにデジタル署名を付けるために使用されます。