LPIC-1 102試験模擬問題:33-36

問題33:送信できなかったメールキューを確認するコマンドはどれですか?

A) mailq
B) mailstat
C) mailctl
D) mail -q

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正解) A

【解説】
A) mailq が正解です。 mailq コマンドは、送信できなかったメールのキューを表示するために使用されます。Postfix や Sendmail などのMTAで利用できます。

B) mailstat は誤りです。 mailstat というコマンドは存在せず、メールキューの確認には使用できません。

C) mailctl は誤りです。 mailctl というコマンドも存在しません。

D) mail -q は誤りです。 mail コマンドに -q オプションは存在せず、メールキューの確認はできません。

問題34:newaliases コマンドの正しい説明はどれですか?

A) 新しいメールボックスを作成する
B) メールエイリアスデータベースを更新する
C) メールキューをクリアする
D) 古いメールアカウントを削除する

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正解) B

【解説】
A) 新しいメールボックスを作成する は誤りです。newaliases コマンドはメールボックスの作成には使用されません。

B) メールエイリアスデータベースを更新する が正解です。newaliases コマンドは、/etc/aliases ファイルを基にエイリアスデータベースを更新するために使用されます。エイリアスを使うことで、複数のユーザーに一斉にメールを送ることができます。

C) メールキューをクリアする は誤りです。newaliases はメールキューの管理には使用されません。

D) 古いメールアカウントを削除する は誤りです。メールアカウントの削除は newaliases の機能ではありません。

問題35:印刷キューを確認するコマンドはどれですか?

A) lpq
B) lpr
C) lpstat
D) printq

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正解) A

【解説】
A) lpq が正解です。 lpq コマンドは、現在の印刷ジョブのキューを表示するために使用されます。印刷が保留されているジョブや現在印刷中のジョブの一覧を確認することができます。

B) lpr は誤りです。 lpr は印刷ジョブをキューに送るためのコマンドで、印刷キューを表示するものではありません。

C) lpstat は誤りです。 lpstat は印刷システムの全体的なステータスを表示するコマンドですが、キューの確認には lpq を使用します。

D) printq は誤りです。 printq というコマンドは存在せず、印刷キューの確認には使用できません。

問題36:CUPS関連の設定ファイルが格納されるディレクトリはどれですか?

A) /etc/cups
B) /var/cups
C) /usr/lib/cups
D) /opt/cups

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正解) A

【解説】
A) /etc/cups が正解です。 CUPS(Common Unix Printing System)の設定ファイルは通常 /etc/cups ディレクトリに格納されています。このディレクトリには、プリンター設定や印刷システムの設定ファイルが含まれます。

B) /var/cups は誤りです。 /var は一時ファイルやログファイルが保存されるディレクトリですが、設定ファイルは含まれません。

C) /usr/lib/cups は誤りです。 /usr/lib/cups にはCUPSに関連するバイナリやライブラリが含まれますが、設定ファイルは含まれていません。

D) /opt/cups は誤りです。 /opt は追加のソフトウェアをインストールするためのディレクトリで、CUPSの設定ファイルは通常ここに配置されません。