Docker HubとDocker Desktopとの連携
Docker HubとDocker Desktopは、Dockerエコシステムの重要なコンポーネントであり、連携することで開発およびデプロイメントプロセスを効率化することができます。
Docker HubとDocker Desktopを連携させることで、開発者は以下のようなことを実現できます。
- Docker Hubからイメージをプルして、ローカル環境で開発およびテストを行う。
- ローカルで開発したコンテナをDocker Hubにプッシュして、他の開発者やチームメンバーと共有する。
- Docker Desktopを使用して、開発中のアプリケーションをローカルでビルドし、Docker Hubにプッシュする。
- Docker Hubの自動ビルド機能を使用して、GitHubやBitbucketなどのリポジトリと連携し、コードの変更があったときに自動的にイメージをビルドする。
Docker HubとDocker Desktopの連携により、開発者はよりスムーズな開発サイクルを実現し、コンテナ化されたアプリケーションの管理とデプロイメントを容易にすることができます。
Docker Hubへ「Sign in」する。
Docker HubとDocker Desktopの連携といっても複雑な操作は必要ありません。連携は「Sign in(サインイン)」するだけです。
Docker Desktop を起動すると下図のように、Docker Hub に「Sign in」していない状態です。「images」の「Hub」タブに切り替えると「Not connected」になっています。
そこで、Docker Hub に「Sign in」します。
「Sign in」するには、下図の「Sign in」ボタンをクリックします。
すると、「Sign in」のページが表示されます。
ここでは、「Continue with Google」を選択します。
・アカウントの選択では、「Sign in」するアカウントを選択します。
すると、「You're almost done!」と表示されます。
Docker Desktop に切り替えると、「Sign in」した状態になっており、Imagesの「Hub」タブでは、Docker Hub 上のimageの一覧が表示されます。下図では、まだ、Docker Hub 上に image をPushしていないため、imageがありません。
Docker Desktop から Docker Hub に「Sign in」して連携しておくと、わざわざ、Docker Hubのサイトに接続しなくとも、Docker Desktop から、Docker Hub 上の imageを操作できるようになるため、便利です。