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【Docker入門】VS Codeの拡張機能をインストール

 VS Codeの拡張機能は、Visual Studio Codeの機能や機能性を拡張・カスタマイズするための追加機能です。これらの拡張機能は、ユーザーがエディターの機能性をカスタマイズし、さまざまなプログラミング言語やフレームワークに対するサポートを追加するのに役立ちます。

主なVS Codeの拡張機能には、以下のようなものがあります。

機能説明
言語サポート拡張機能特定のプログラミング言語やフレームワークに対する構文のハイライトや自動補完、コードのフォーマット、デバッグ機能などを提供します。
テーマ拡張機能エディターの外観やテーマをカスタマイズするための拡張機能です。様々なテーマを追加したり、自分でカスタマイズすることができます。
ツール拡張機能コーディングやデバッグの効率を向上させるためのツールを提供する拡張機能です。例えば、Git統合、コードスニペット、静的解析ツールなどが含まれます。
ワークスペース拡張機能特定のプロジェクトやワークスペースに対してカスタム設定や機能を提供する拡張機能です。
VS Codeの拡張機能

 これらの拡張機能は、VS Codeのエコシステムを豊かにし、ユーザーが自分の作業フローに合わせてエディターを最適化するのに役立ちます。VS Codeの拡張機能は、VS Codeの市場で簡単に見つけることができ、数多くのコミュニティによって開発・メンテナンスされています。

1.日本語化パックのインストール

VS Codeを起動します。

メニューが英語表記ですが、その他の表示内容もすべて英語表記になってます。

 そこで、VS Codeを日本語表示にするために「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」という拡張機能をインストールしていきます。

・「Extensions」(拡張機能)をクリックします。

・①の検索窓に「japanese」と入力します。

・「Japanese Language Pack for Visual Studio Code」という拡張機能が表示されるので、②の「Install」ボタンをクリックします。

①に「Uninstall」と表示されたら、インストールの完了です。

・②の「Change Language and Restart」ボタンをクリックして、VS Codeを再起動します。

VS Codeを再起動させると、日本語表示に切り替わっています。

2.テーマを変更する。

 デフォルトは、黒をベースとした「ダーク モダンテーマ」となっています。好みの問題ですが、ここでは、白をベースとした「ライト モダン」テーマに変更します。好みのテーマを選択するとよいでしょう。

・歯車のアイコン「管理」をクリックして、「テーマ」を展開し、「配色テーマ」を選択します。

・「ライト モダン」テーマを選択します。

「ライト モダン」テーマに切り替わります。

3.「Docker」拡張機能のインストール

 VS Code の「Docker」拡張機能は、Dockerコンテナの管理や開発を支援するための拡張機能です。この拡張機能を使用すると、VS Code内でDocker関連の操作を直感的に行うことができます。

 Dockerfile を編集する際に、シンタックスのミスを早期に発見することができます。また、Dockerfile やcompose.yaml を編集する際に、予測変換を行うことができます。他にも多くの機能が利用できますが、入力補助とシンタックスミスのサポートだけでも作業効率が向上するため、重宝するかと思います。

  • ①「管理」をクリックします。
  • ②の検索窓に「docker」と入力します。
  • 「Docker」という拡張機能が表示されるので、③の「Install」ボタンをクリックします。

インストールが完了すると「クジラ」のアイコンが表示されます。

 他にもDockerを扱うのに便利な拡張機能をインストールすることができますが、徐々に拡張していくとよいかと思います。