このページで解説している内容は、以下の YouTube 動画の解説で見ることができます。

【Docker入門】WSL2の有効化

 WSL2を有効化すると、Windows上でLinuxの実行環境が提供されます。これにより、WindowsユーザーはDockerを使う際にHyper-VやContainersを有効化する必要があります。Hyper-VはWindows Proに同梱されており、従来はこれが必要でしたが、WSL2の登場により、Windows HomeユーザーでもDockerを利用できるようになりました。

 WSL2上でDockerを動作させることが可能になり、これによりWindowsユーザーは手軽にDockerを扱うことができます。Docker公式でも、Hyper-VではなくWSL2の使用が推奨されています。

Windowsの機能の有効化または無効化

 ここでは、Windows11 Enterprise のWSL2の有効化を解説していきます。基本的にWindows11の他のエディション、Windows10でも同様な手順となります。

 虫眼鏡の検索窓に「Windowsの機能」と入力します。すると「Windowsの機能の有効化または無効化」が現れます。

・「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリックします。

WSL2を有効にする。

・「Linux 用 Windows サブシステム」・・・チェックを入れます。
・「仮想マシン プラットフォーム」・・・チェックを入れます。
・「OK」ボタンをクリックします。

インストールが始まります。

・インストールが終わると、「今すぐ再起動(N)」をクリックします。

Windowsの再起動

再起動が始まります。

再起動すると、インストールは完了です。

これで、WSL2のインストールは完了です。