【Docker入門】コンテナとネットワークの接続と解除

 コンテナとネットワークの接続と解除は、Docker環境でコンテナが特定のネットワークに接続されることや、接続を解除することを指します。これにより、コンテナ同士やコンテナと外部ネットワークとの通信を管理することができます。以下に、コマンドの書式と使用例、そしてそれぞれの意味について解説します。

【構文】
解除:docker network disconnect [オプション] ネットワーク名 コンテナ名
         ↑  ↓
接続:docker network connect [オプション] ネットワーク名 コンテナ名

コマンドの書式

コンテナとネットワークの接続解除

docker network disconnect [オプション] ネットワーク名 コンテナ名

コンテナとネットワークの接続

docker network connect [オプション] ネットワーク名 コンテナ名

使用例

コンテナとネットワークの接続解除

docker network disconnect ap_network webap

コンテナとネットワークの接続

docker network connect ap_network webap

使用例のコマンドの意味

コンテナとネットワークの接続解除

 このコマンドは、「ap_network」という名前のネットワークから「webap」という名前のコンテナの接続を解除します。接続が解除されると、「webap」コンテナは「ap_network」との通信ができなくなります。このコマンドは、例えば不要な接続を解除する場合や、コンテナを異なるネットワークに移動させる場合などに使用されます。

コンテナとネットワークの接続

 このコマンドは、「ap_network」という名前のネットワークに「webap」という名前のコンテナを接続します。接続が完了すると、「webap」コンテナは「ap_network」との通信が可能になります。このコマンドは、例えば新しいコンテナを特定のネットワークに追加する場合や、既存のコンテナを特定のネットワークに接続する場合などに使用されます。

まとめ

 これらのコマンドを使用することで、Docker環境内でコンテナとネットワークの接続を管理し、必要に応じて接続を追加したり解除したりすることができます。