
【Docker入門】Docker Composeの定義手順
Docker Composeの定義手順は以下の通りです。

手順1:作成するコンテナの定義に必要な情報を整理する
最初のステップでは、作成するコンテナの定義に必要な情報を整理します。これには、各コンテナのイメージ、ポートのマッピング、ボリュームのマウント、環境変数などの設定が含まれます。
必要に応じて、コンテナ間の依存関係やネットワーク設定も考慮します。この段階で、作成するコンテナの機能や役割、相互の関係を理解し、適切な設定を行います。
手順2:Docker Composeファイルを作成し、必要に応じてDockerfileを用意する。
次に、整理された情報をもとに、Docker Composeファイル(通常は「docker-compose.yml」または「docker-compose.yaml」)を作成します。このファイルには、各コンテナの設定がYAML形式で記述されます。
各サービスの名前、使用するDockerイメージ、ポートのマッピング、環境変数、ボリュームのマウントなどの設定を行います。また、必要に応じて、各コンテナのビルド方法を定義するための Dockerfileも用意します。Dockerfile が既に存在する場合は、それをComposeファイル内で参照します。
手順3:コマンドを実行してコンテナの作成・実行する。
最後に、作成した Docker Composeファイルを使用して、コンテナを作成・実行します。このためには、ターミナルやコマンドプロンプトで適切なディレクトリに移動し、「docker compose up -d
」コマンドを実行します。
これにより、Composeファイルに定義されたコンテナが一括して起動されます。必要に応じて、「docker compose down
」 コマンドを使用してコンテナを停止し、削除することもできます。
まとめ
このように、Docker Composeを使用することで、複数のコンテナを簡単に管理し、アプリケーションを開発、テスト、デプロイするプロセスを効率化することができます。