このページで解説している内容は、以下の YouTube 動画の解説で見ることができます。
CentOS7へVirtualBox Extension Packの適用
ここでは、ゲストOSの「CentOS7」に「VirtualBox Extension Pack」を適用させていきます。
「VirtualBox Extension Pack」を適用すると、ホスト側のOSとゲスト側OSでシームレスにアクセスできるようになります。具体的にはクリップボードの共有やファイルのドラックアンドドロップで双方向にファイルをやりとりできるようになります。これは大変便利です。
また、「VirtualBox Extension Pack」を適用する前は、キーボードの右側「Ctrl」を押してクリックすることでホスト側のOSとゲスト側OSのマウスの制御を切り替える必要がありましたが、「VirtualBox Extension Pack」を適用するとシームレスにマウスを制御できるようになります。
それでは、「VirtualBox Extension Pack」を適用させていきます。
「デバイス」→「Gest Additions CDイメージの挿入」をクリックします。
「実行する(R)」をクリックします。
rootユーザーのパスワードの入力が求められます。
パスワードに「password」と入力して「認証」をクリックします。
「VirtualBox Extension Pack」のインストールが始まります。
途中で止まっているように感じるかもしれませんが、少し待ちます。
「Press Return to close this window…」が表示されたら、「Return」キーを押します。
「Gest Additions CDイメージ」を取り出します。
「デバイス」→「光学ドライブ」「仮想ドライブからディスクを除去」をクリックします。
「強制マウント解除」ボタンをクリックします。
「Gest Additions」をアップグレードします。
「デバイス」→「Gest Additionsのアップグレード」を選択します。
プログレスバーが100%になるまで待ちます。
インストールが完了したら、ここで、再起動させます。
ホストOSとゲストOSでクリップボードを共有できるようにします。
「デバイス」→「クリップボード」→「双方向」をクリックします。
ホストOSとゲストOSでファイルを「ドラッグ&ドロップ」できるようにします。
「デバイス」→「ドラッグ&ドロップ」→「双方向」をクリックします。
ゲストOS(CentOS7)のウィンドウのサイズを自由に変更できるようになっています。
ホストOS(Windows11)側のテキストファイルをゲストOS(CentOS7)側にドラッグ&ドロップします。
テキストファイルがゲストOS側にコピーされます。
「VirtualBox Extension Pack」を適用するとホストOSとゲストOSの操作がシームレスになるのでおススメです。