このページで解説している内容は、以下の YouTube 動画の解説で見ることができます。
Ubuntu 18.04 LTSのインストール
ここでは、Linuxのディストリビューションで人気の高い「Ubuntu 18.04 LTS」のインストールを解説していきます。「Ubuntu 18.04 LTS(Bionic)」は、2023 年 5 月 31 日にサポートを終了していますが、書籍での解説の多いバージョンです。学習環境として利用したい場合もあるかと思います。
公式のバージョンは、「18.04.6」で isoイメージは「ubuntu-18.04.6-desktop-amd64.iso」となりますが、こちらは日本語に対応していませんし、インストール直後は端末(ターミナル)がクラッシュして利用することができません。そのため、インストール後は、トラブルシューティングを行う必要があります。
そのため、ここでは、日本でシェアのあるJapanese Ubuntu Team公式の「Ubuntu 18.04 LTS 日本語 Remix」のインストールを解説していきます。
VirtualBox上に「Ubuntu 18.04 LTS 日本語 Remix」をインストールしていきます。
Ubuntu 18.04 LTS 日本語 Remix のダウンロード
「Ubuntu 18.04 LTS 日本語 Remix」のダウンロードページを訪問します。
https://www.ubuntulinux.jp/News/ubuntu1804-ja-remix

どのリンク先からもダウンロードできますが、安全ではないとダウンロードがブロックされてしまします。

ダウンロードは、ご自身の判断で行ってください。
ダウンロードを許可すると「ubuntu-ja-18.04.3-desktop-amd64.iso」というファイルがダウンロードされます。
VirtualBoxを起動します。
「新規」ボタンをクリックします。

「名前とオペレーティングシステム(O)」では以下の項目を入力します。
①名前・・・仮想マシンの名前を入力します。ここでは、「Ubuntu18.04LTS-VM」
②フォルダー・・・インストール先のフォルダを指定します。
③ISOイメージ・・・ISOイメージファイルを選択します。ここでは「ubuntu-ja-18.04.3-desktop-amd64.iso」を選択します。

「自動インストール」を展開し、以下の項目を入力します。
①ユーザー名・・・「user01」
②パスワード・・・「password」
③ホスト名・・・「ubuntu18-vm」
④ドメイン名・・・「localhost.localdomain」
入力が完了したら「完了」ボタンをクリックします。

再起動後にインストールが始まります。

しばらく、待ちます。インストールが完了すると再起動します。
パスワードに「password」と入力し、「サインイン」ボタンをクリックします。

「次へ」ボタンをクリックします。

途中、「新しいバージョンのUbuntuが利用可能です。アップグレードしますか?」とたずねられます。
ここでは、「次回にたずねる」をクリックしておきます。

「次へ」ボタンをクリックします。

「Ubuntu の改善を支援する」が表示されます。
「次へ」ボタンをクリックします。

「完了」ボタンをクリックします。

これで、「Ubuntu 18.04 LTS 日本語 Remix」のインストールは完了です。

今回は、すんなりとUbuntuをインストールすることができましたが、VirtualBoxとUbuntuのバージョンの組み合わせによっては、インストールできなかったり、特定のアプリケーションが動作しないなどの問題がでてきます。その際は、インストール後にトラブルシューティングをしていくようになります。