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Ubuntu 24.04 LTSへVirtualBox Extension Packの適用
ここでは、ゲストOSの「Ubuntu 24.04 LTS」に「VirtualBox Extension Pack」を適用させていきます。
現時点、VirtualBox7.0.16では、高い頻度でクラッシュしますのでご注意ください。
2024/05/05追記:VirtualBox7.0.18でも安定動作しません。
「VirtualBox Extension Pack」を適用すると、ホスト側のOSとゲスト側OSでシームレスにアクセスできるようになります。具体的にはクリップボードの共有やファイルのドラックアンドドロップで双方向にファイルをやりとりできるようになります。これは大変便利です。
また、「VirtualBox Extension Pack」を適用する前は、ゲストOS(Ubuntu 24.04 LTS)のウィンドウのサイズをシームレスに変更することができませんでしたが、「VirtualBox Extension Pack」を適用するとシームレスにウィンドウのサイズを変更できるようになります。
途中、問題が発生しているとメッセージが出てきたり、エラーも表示されますが、「VirtualBox Extension Pack」のすべての機能は利用できませんが、一部の機能が利用できるようになります。この機能が利用できるだけでも使い勝手はよくなります。
それでは、「VirtualBox Extension Pack」を適用させていきます。
「デバイス」→「Gest Additions CDイメージの挿入」をクリックします。
・光学ドライブ(CD-/DVD-ROM)をクリックします。
すると、光学ドライブ(CD-/DVD-ROM)の中身が表示されます。
「autorun.sh」を右クリックしてポップアップメニューを表示します。
・「プログラムとして実行」をクリックします。
「認証が必要です」とパスワードの入力が求められます。user01のパスワードの入力が求められます。
パスワードに「password」と入力して「認証」をクリックします。
「VirtualBox Extension Pack」のインストールが始まります。
途中で止まっているように感じるかもしれませんが、少し待ちます。
・画面がチラつきますが、インストールを続けていきます。
・問題が発生していることがメッセージで表示されていますが、インストール作業を続けていきます。
「Press Return to close this window…」が表示されたら、「Return」キーを押します。
「×」を押して、光学ドライブ(CD-/DVD-ROM)のディレクトリを閉じます。
「Gest Additions CDイメージ」を取り出します。
・「デバイス」→「光学ドライブ」「仮想ドライブからディスクを除去」をクリックします。
・「強制マウント解除」ボタンをクリックします。
「Gest Additions」をアップグレードします。
・「デバイス」→「Gest Additionsのアップグレード」を選択します。
・プログレスバーが100%になるまで待ちます。
エラーメッセージが表示されます。
一部の機能が利用できない可能性があります。
・「通知センター」を閉じます。
インストールが完了したら、ここで、再起動させます。
ホストOSとゲストOSでクリップボードを共有できるようにします。
・「デバイス」→「クリップボード」→「双方向」をクリックします。
ホストOSとゲストOSでファイルを「ドラッグ&ドロップ」できるようにします。
「デバイス」→「ドラッグ&ドロップ」→「双方向」をクリックします。
ゲストOS(Ubuntu 24.04 LTS)のウィンドウのサイズを自由に変更できるようになっています。
ウィンドウが広くなりました。
・ホストOS(Windows11)側のテキストファイルをゲストOS(Ubuntu 24.04 LTS)側にドラッグ&ドロップします。
VirtualBox7.0.16と「Ubuntu 24.04 LTS」の組み合わせでは、うまくいかないようです。
「クリップボードを共有」を試してみます。
・「アプリケーションを表示する」ボタンをクリックして、「テキストエディタ」を起動します。
・ホストOS(Windows11)側のテキストをクリップボードにコピーします。
・ゲストOS(Ubuntu 24.04 LTS)のテキストエディタにクリップボードの内容をペーストします。
「クリップボードの共有」はうまくいきました。
現時点では、「VirtualBox Extension Pack」とゲストOSには相性があり、すべての機能が利用できません。
また、「VirtualBox Extension Pack」を適用することで画面がチラついたり、Ubuntu24.04LTSがフリーズするなど安定して動作しません。VirtualBoxのバージョンが上がる都度、インストールして確認してみるとよいでしょう。