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Ubuntu 20.04 LTSへVirtualBox Extension Packの適用
ここでは、ゲストOSの「Ubuntu 2004 LTS」に「VirtualBox Extension Pack」を適用させていきます。
しかし、下図のようにインストールの過程で、問題が発生します。
問題が発生しますが、この状態だと、「VirtualBox Extension Pack」の機能を利用することができません。ウィンドウのサイズすら変更することができません。そこで、「VirtualBox Extension Pack」を途中までインストールしていきます。
それでは、「VirtualBox Extension Pack」を適用させていきます。
「デバイス」→「Gest Additions CDイメージの挿入」をクリックします。
「自動的に起動するソフトウェアが含まれています。実行しますか?」とダイアログボックスが表示されます。「実行する」をクリックします。
パスワードに「password」と入力し、「認証」ボタンをクリックします。
インストールが開始されます。
問題が発生ていることがメッセージで表示されています。
インストール作業はここまでとなります。
「Press Return to close this window...」が表示されたら、「Return」キーを押します。
「Gest Additions CDイメージ」を取り出します。
「デバイス」→「光学ドライブ」「仮想ドライブからディスクを除去」をクリックします。
「強制マウント解除」ボタンをクリックします。
OSを再起動させます。
ホストOSとゲストOSでクリップボードを共有できるようにします。
「デバイス」→「クリップボード」→「双方向」をクリックします。
ホストOSとゲストOSでファイルを「ドラッグ&ドロップ」できるようにします。
「デバイス」→「ドラッグ&ドロップ」→「双方向」をクリックします。
ゲストOS(Ubuntu 20.04 LTS)のウィンドウのサイズを自由に変更できるようになっています。
ウィンドウが広くなりました。
ホストOS(Windows11)側のテキストファイルをゲストOS(Ubuntu 18.04 LTS)側にドラッグ&ドロップします。
ドラック&ドロップするとエラーが表示されます。
「ドラッグ&ドロップ」の機能は使えないようです。
「クリップボードを共有」を試してみます。
「アプリケーションを表示する」ボタンをクリックして、「テキストエディタ」を起動します。
ホストOS(Windows11)側のテキストをクリップボードにコピーします。
ゲストOS(Ubuntu 20.04 LTS)のテキストエディタにクリップボードの内容をペーストします。
「クリップボードの共有」はうまくいきました。
「VirtualBox Extension Pack」とゲストOSには相性があり、すべての機能が利用できないケースがあります。しかし、「VirtualBox Extension Pack」を適用することで使い勝手は向上します。適用させるかどうかは、自己責任で行ってください。