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Linuxコマンド演習44

以下のコマンドの演習を行います。

実際にコマンド操作を行いながら、Linuxの操作に慣れていきましょう。

演習01:インストール済みのRPMパッケージを表示する。

・インストール済みのRPMパッケージを表示します。

$ rpm -qa
libpciaccess-0.14-1.el7.x86_64
jomolhari-fonts-0.003-17.el7.noarch
gnome-shell-extension-places-menu-3.28.1-17.el7_9.noarch
compat-exiv2-026-0.26-2.el7.x86_64
geoclue2-libs-2.4.8-1.el7.x86_64
mozilla-filesystem-1.9-11.el7.x86_64
pyparted-3.9-15.el7.x86_64
gnome-getting-started-docs-3.28.2-1.el7.noarch
urw-base35-bookman-fonts-20170801-10.el7.noarch
libvirt-daemon-driver-storage-iscsi-4.5.0-36.el7_9.5.x86_64
(省略)
演習02:パッケージの説明を表示する。

・「vim-common」パッケージの説明を表示します。

$ rpm -qi vim-common
Name        : vim-common
Epoch       : 2
Version     : 7.4.629
Release     : 8.el7_9
Architecture: x86_64
Install Date: 2023年12月31日 17時34分14秒
Group       : Applications/Editors
Size        : 22155744
License     : Vim
Signature   : RSA/SHA256, 2020年12月18日 05時37分20秒, Key ID 24c6a8a7f4a80eb5
Source RPM  : vim-7.4.629-8.el7_9.src.rpm
Build Date  : 2020年12月16日 01時44分28秒
Build Host  : x86-01.bsys.centos.org
Relocations : (not relocatable)
Packager    : CentOS BuildSystem <http://bugs.centos.org>
Vendor      : CentOS
URL         : http://www.vim.org/
Summary     : The common files needed by any version of the VIM editor
Description :
VIM (VIsual editor iMproved) is an updated and improved version of the
vi editor.  Vi was the first real screen-based editor for UNIX, and is
still very popular.  VIM improves on vi by adding new features:
multiple windows, multi-level undo, block highlighting and more.  The
vim-common package contains files which every VIM binary will need in
order to run.

If you are installing vim-enhanced or vim-X11, you'll also need
to install the vim-common package.
演習03:インストールされているかどうかを確認する。

・httpdパッケージ、postfixパッケージがインストールされているかを確認します。

$ rpm -q httpd
パッケージ httpd はインストールされていません。
$ rpm -q postfix
postfix-2.10.1-9.el7.x86_64

 httpdパッケージはインストールされていませんが、postfixパッケージはインストールされていることが確認できます。

演習04:コマンドでパッケージをインストールする。

rpmコマンドで「Htop」をインストールします。

 Htop とは、top の置き換えを目標に設計されたプロセス ビューアーで、リアルタイムでシステム監視を行うためのテキストモードアプリケーションです。デフォルトでは、プロセスはCPU使用率の順に並べられます。

ここでは、「htop-2.2.0-3.el7.x86_64.rpm」をインストールします。

 「htop-2.2.0-3.el7.x86_64.rpm」で検索するとダウンロードができるサイトがいくつか見つかります。そこから、ダウンロードします。

 「https://rpmfind.net/linux/rpm2html/search.php?query=htop(x86-64)」などから「htop-2.2.0-3.el7.x86_64.rpm」をダウンロードします。

・ダウンロードした「htop-2.2.0-3.el7.x86_64.rpm」ファイルを「/root」ディレクトリに配置します。

・rootユーザーのパスワードの入力を求められるのでパスワードを入力します。

$ sudo mv Downloads/htop-2.2.0-3.el7.x86_64.rpm /root
[sudo] user01 のパスワード:

・rpmコマンドで -ivh オプションを指定してHtopをインストールします。

$ su -
パスワード:
最終ログイン: 2024/02/03 (土) 15:00:32 JST日時 pts/0
# rpm -ivh htop-2.2.0-3.el7.x86_64.rpm 
警告: htop-2.2.0-3.el7.x86_64.rpm: ヘッダー V3 RSA/SHA256 Signature、鍵 ID 352c64e5: NOKEY
準備しています...              ################################# [100%]
更新中 / インストール中...
   1:htop-2.2.0-3.el7                 ################################# [100%]

・Htopを起動します。「htop」と入力します。

# htop

下図のような画面が起動します。

・「q」キーを押すとHtopは終了します。

演習05:パッケージをアンインストールする。

・Htopパッケージをアンインストールします。

# rpm -e htop
演習終了時の作業:ファイルの削除

・この演習でダウンロードしたファイルを削除します。

$ rm htop-2.2.0-3.el7.x86_64.rpm