
【Linux入門】ip address show コマンド:NIC情報を確認する
「ip address show」コマンドは、Linuxシステム上でネットワークインターフェースのIPアドレスと関連する情報を表示するために使用されるコマンドです。
概要
「ip address show」コマンドは、ネットワークインターフェースのIPアドレス、サブネットマスク、MACアドレスなどの詳細な情報を表示します。
「ip」コマンドは、Linuxシステムのネットワーク設定を管理するための強力なツールであり、その一部として「ip address show」コマンドが含まれています。
コマンドの構文
ip address show [オプション] [インターフェース名]
コマンドの主なオプション
オプション | 説明 |
---|---|
オプションなし | ネットワークインターフェースの詳細な情報を表示します。 |
up | アップ状態のインターフェースのみを表示します。 |
down | ダウン状態のインターフェースのみを表示します。 |
コマンドの使用例と解説
1.全てのネットワークインターフェースの詳細情報を表示する。
$ ip address show
このコマンドは、システムに存在するすべてのネットワークインターフェースの詳細な情報を表示します。これには、IPアドレス、サブネットマスク、MACアドレスなどが含まれます。
2.特定のネットワークインターフェースの詳細情報を表示する。
$ ip address show eth0
このコマンドは、名前が「eth0」のネットワークインターフェースの詳細情報を表示します。これには、そのインターフェースのIPアドレス、サブネットマスク、MACアドレスなどが含まれます。
3.アップ状態のインターフェースのみを表示する。
$ ip address show up
このコマンドは、アップ状態のネットワークインターフェースの詳細情報のみを表示します。
まとめ
「ip address show」コマンドは、Linuxシステム上でネットワークインターフェースの詳細な情報を表示するための非常に便利なツールです。ネットワーク構成やトラブルシューティングの際に役立ちます。