LPIC問題：89-92

【解説】
A) ファイルの読み取り：スティッキービットはファイルの読み取りには影響しません。

B) ファイルの書き込み：スティッキービットはファイルの書き込みには影響しません。

C) ファイルの実行：スティッキービットはファイルの実行には影響しません。

D) ファイルの削除：スティッキービットが設定されたディレクトリでは、そのディレクトリ内のファイルはファイルの所有者、ディレクトリの所有者、またはルートユーザーのみが削除できます。これが正解です。

【解説】
A) chmod a+s directory：これはSUIDビットを全てのユーザーに対して設定するコマンドですが、スティッキービットの設定には使用しません。

B) chmod u+s directory：これはファイルにSUIDビットを設定するコマンドです。

C) chmod g+s directory：これはファイルにSGIDビットを設定するコマンドです。

D) chmod o+t directory：これはディレクトリにスティッキービットを設定するための正しいコマンドです。これが正解です。

【解説】
A) chown :alice filename：これはグループのみを変更するコマンドです。

B) chown alice: filename：これは所有者を変更しますが、末尾にコロンが必要ありません。

C) chown alice filename：これはファイルの所有者を「alice」に変更するための正しいコマンドです。これが正解です。

D) chown -u alice filename：chown コマンドにはこのオプションはありません。

【解説】
A) chown はファイルの所有者を変更し、chgrp はファイルのパーミッションを変更する。: chgrp コマンドはファイルのグループを変更します。

B) chown はファイルの所有者とグループを変更し、chgrp はファイルのグループを変更する。: chown コマンドはファイルの所有者とグループの両方を変更できますが、chgrp コマンドはファイルのグループのみを変更します。これが正解です。

C) chown はファイルのグループを変更し、chgrp はファイルの所有者を変更する。: これらのコマンドの機能が逆になっており、誤りです。

D) chown と chgrp は同じ機能を持つ。: これらのコマンドは異なる機能を持ちます。