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【Linux】Linuxのディスクの追加

ここでは、VirtualBox上で動作するLinuxにディスクを追加していきます。

1.Linuxのシャットダウン

ディスクを追加するには、Linuxをシャットダウンしておく必要があります。

・「shutdown -h now」コマンドを実行します。

user01@ubuntu-vm:~$ shutdown -h now

2.ディスクの追加

・「Oracle VM VirtualBox マネージャー」でディスクを追加したいLinuxのゲストOSを選択して「設定(S)」をクリックします。

「設定」画面が表示されます。

・「ストレージ」→「コントローラー:SATA」の右側の「+」アイコンをクリックします。

「ハードディスクの選択」画面が表示されます。

・「作成(C)」のアイコンをクリックします。

「仮想ハードディスクの作成」画面が表示されます。

・仮想ハードディスクのファイルタイプでは「VDI(VirtualBox Disk Image)」を選択し、「次へ(N)」をクリックします。

・物理ハードディスクにあるストレージでは「全サイズの事前割り当て(F)」にはチェックを入れないで、「次へ(N)」をクリックします。

チェックを入れると固定サイズで、チェックを入れなければ可変サイズで仮想ハードディスクが作成されます。

・ファイルの場所とサイズでは「ファイルパス」は、デフォルトのままで、サイズを「10GB」に変更して「完了(F)」をクリックします。

「ハードディスク選択」の画面に戻ります。

・「Not Attached」にある作成したディスクを選択して「選択(H)」ボタンをクリックします。

「設定」画面に戻ります。

「コントローラー:SATA」に新しいディスクが追加されています。

・「OK」ボタンをクリックします。

ディスクの追加は、これで完了です。

「Oracle VM VirtualBoxマネージャー」に戻ります。

・「ディスクを追加したLinux」を選択して「起動(T)」アイコンをクリックして、Linuxを起動します。

Linuxが起動したらログインして、ターミナルを起動します。

・「ls /dev/sd*」コマンドを実行します。

「/dev/sdb」が追加されていることから、2台目のディスクが追加されていることが分ります。

user01@ubuntu-vm:~$ ls /dev/sd*
/dev/sda  /dev/sda1  /dev/sda2  /dev/sdb

3.さらにディスクを2台追加

同様の手順で、さらに2台、ディスクを追加して合計4台にしておきます。

・2台のディスクを追加して、Linuxを起動します。

Linuxが起動したらログインして、ターミナルを起動します。

・「ls /dev/sd*」コマンドを実行します。

「/dev/sdc」と「/dev/sdd」が追加されていることから、合計4台のディスクがあることが分ります。

user01@ubuntu-vm:~$ ls /dev/sd*
/dev/sda  /dev/sda1  /dev/sda2  /dev/sdb  /dev/sdc  /dev/sdd