LPIC問題：209-212

【解説】
A) KVM
誤りです。KVM（Kernel-based Virtual Machine）は、ハードウェア仮想化を提供するための仮想化技術であり、コンテナ型の仮想化ではありません。

B) VirtualBox
誤りです。VirtualBoxは仮想マシンを提供するためのハイパーバイザー型の仮想化ソフトウェアです。

C) Docker
正解です。Dockerはコンテナ型の仮想化技術を提供するソフトウェアであり、アプリケーションを軽量なコンテナとして実行することができます。

D) Xen
誤りです。Xenはハイパーバイザー型の仮想化ソフトウェアで、コンテナ型の仮想化ではありません。

【解説】
A) MTAはメールクライアントとサーバー間の通信を暗号化する。
誤りです。暗号化はTLS/SSLなどの技術が使用され、MTA自体の主な機能ではありません。

B) MTAはメールを他のMTAや受信者のメールボックスに転送する役割を持つ。
正解です。MTA（Mail Transfer Agent）は、メールを他のMTAに転送したり、最終的に受信者のメールボックスに配信する役割を持つソフトウェアです。

C) MTAはユーザーのメールボックスに保存されたメールを管理する。
誤りです。メールボックスの管理は、MDA（Mail Delivery Agent）が担当する部分です。

D) MTAはメールの添付ファイルをスキャンしてウイルスを検出する。
誤りです。ウイルススキャンはアンチウイルスソフトウェアが行うものであり、MTAの基本的な機能ではありません。

【解説】
A) postfix reload
誤りです。このコマンドはPostfixの設定を再読み込みするためのもので、/etc/aliases ファイルの変更を反映するには不十分です。

B) newaliases
正解です。/etc/aliases ファイルを編集した後に、newaliases コマンドを実行することで、変更内容がエイリアスデータベースに反映されます。

C) sendmail restart
誤りです。sendmail サービスを再起動することは役立つかもしれませんが、/etc/aliases ファイルの変更を反映するためには newaliases コマンドが必要です。

D) aliases-update
誤りです。このようなコマンドは存在しません。

【解説】
A) Dovecot
誤りです。DovecotはIMAPおよびPOP3サーバーであり、MTAではなく、メールの受信と保存に関する機能を提供します。

B) Postfix
正解です。PostfixはMTA（Mail Transfer Agent）であり、メールの転送と配送を行うソフトウェアです。

C) Thunderbird
誤りです。Thunderbirdはメールクライアントであり、MTAではありません。メールの送受信をユーザーのために管理しますが、メールの転送機能は持っていません。

D) Apache
誤りです。Apacheはウェブサーバーであり、MTAとは関係ありません。