LPIC問題：213-216

【解説】
A) グローバルIPアドレスは内部ネットワークでのみ使用され、プライベートIPアドレスはインターネット上でユニークである。
誤りです。グローバルIPアドレスはインターネット上でユニークであり、プライベートIPアドレスは内部ネットワーク内で使用されます。

B) プライベートIPアドレスは内部ネットワークでのみ使用され、グローバルIPアドレスはインターネット上でユニークである。
正解です。プライベートIPアドレスは、LANなどの内部ネットワーク内で使用されるアドレス範囲で、インターネット上では直接使用されません。一方、グローバルIPアドレスはインターネット上でユニークなアドレスで、ISPなどから割り当てられます。

C) プライベートIPアドレスはISPによって割り当てられ、グローバルIPアドレスはルーターが自動的に割り当てる。
誤りです。プライベートIPアドレスはネットワーク管理者によって割り当てられ、グローバルIPアドレスはISPから割り当てられます。

D) グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスは同じネットワークで使用される。
誤りです。プライベートIPアドレスは内部ネットワークで使用され、グローバルIPアドレスは外部ネットワーク（インターネット）で使用されます。

【解説】
A) 2001:0db8:0:0:0:ff00:42:8329 を 2001:db8::ff00:42:8329 と省略できる。
正解です。IPv6アドレスの省略では、連続するゼロを「::」で置き換えることができるため、この記法は正しいです。

B) 2001:0db8:0000:0000:0000:ff00:0042:8329 を 2001::ff00:42:8329 と省略できる。
誤りです。db8 の部分は省略できません。

C) 2001:0db8:0000:0000:0000:ff00:0042:8329 を 2001:db8::ff:42:8329 と省略できる。
誤りです。ff00 を ff と省略することはできません。

D) 2001:0db8:0000:0000:0000:ff00:0042:8329 を 2001:0db8::0042:8329 と省略できる。
誤りです。ff00 の部分を省略することはできません。

【解説】
A) ルーティングテーブルは、接続されているすべてのデバイスのIPアドレスを保存する。
誤りです。ルーティングテーブルは経路情報を保存するものであり、接続されたデバイスのIPアドレスを保持するものではありません。

B) ルーティングテーブルは、データが送信されるべきネットワークの経路を決定するために使用される。
正解です。ルーティングテーブルは、データがどのネットワーク経路を通じて目的地に送信されるべきかを決定するために使用されます。

C) ルーティングテーブルは、ネットワーク接続を設定するためのコマンド一覧を保持する。
誤りです。ルーティングテーブルは経路情報を持っており、コマンド一覧ではありません。

D) ルーティングテーブルは、インターネット接続の速度を制限するために使用される。
誤りです。ルーティングテーブルは速度制限に関与せず、データの経路を決定するためのものです。

【解説】
A) /etc/hostnameファイルは、サーバーのIPアドレスを指定するために使用される。
誤りです。IPアドレスは、通常、ネットワーク設定ファイルで指定され、/etc/hostname には含まれません。

B) /etc/hostnameファイルは、システムのデフォルトのDNSサーバーを設定するために使用される。
誤りです。DNSサーバーの設定は、通常 /etc/resolv.conf で行います。

C) /etc/hostnameファイルは、システムのホスト名を保持するために使用される。
正解です。/etc/hostname ファイルには、システムのホスト名が保持され、システムが再起動されたときにそのホスト名が適用されます。

D) /etc/hostnameファイルは、ユーザーのデフォルトシェルを指定するために使用される。
誤りです。ユーザーのデフォルトシェルは、通常 /etc/passwd ファイルで指定されます。