LPIC問題：217-220

【解説】
A) route コマンドは、ネットワークインターフェースを無効にするために使用される。
誤りです。ネットワークインターフェースを無効にするには、ifdown や ip link set コマンドを使用します。

B) route コマンドは、ネットワークの帯域幅を制限するために使用される。
誤りです。ネットワークの帯域幅を制限するには、tc コマンドなどを使用します。

C) route コマンドは、システムのルーティングテーブルを表示および操作するために使用される。
正解です。route コマンドは、ルーティングテーブルを表示し、新しいルートを追加したり、既存のルートを削除したりするために使用されます。

D) route コマンドは、ファイルシステムのマウントオプションを変更するために使用される。
誤りです。ファイルシステムのマウントオプションを変更するには、mount コマンドを使用します。

【解説】
A) traceroute コマンドは、ファイルのハッシュ値を計算するために使用される。
誤りです。ハッシュ値の計算には md5sum や sha256sum などのコマンドが使用されます。

B) traceroute コマンドは、ネットワーク上のすべてのデバイスのMACアドレスを一覧表示する。
誤りです。MACアドレスの一覧表示には arp コマンドが使用されます。

C) traceroute コマンドは、データパケットが指定されたホストに到達するまでの経路を追跡するために使用される。
正解です。traceroute コマンドは、ネットワーク上のルーターを経由してデータパケットが目的のホストに到達するまでの経路を調査するために使用されます。

D) traceroute コマンドは、サーバーのディスク使用量を確認するために使用される。
誤りです。ディスク使用量の確認には df や du コマンドが使用されます。

【解説】
A) /etc/hostsファイルは、システムのホスト名とドメイン名を設定するために使用される。
誤りです。ホスト名とドメイン名の設定は /etc/hostname や /etc/resolv.conf で行われます。

B) /etc/hostsファイルは、IPアドレスとホスト名の対応関係を定義するために使用される。
正解です。/etc/hosts ファイルは、特定のIPアドレスに対するホスト名のマッピングを定義し、名前解決の際に参照されます。

C) /etc/hostsファイルは、ネットワークインターフェースの設定を保存するために使用される。
誤りです。ネットワークインターフェースの設定は、通常 /etc/network/interfaces や /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-* に保存されます。

D) /etc/hostsファイルは、ユーザーのデフォルトシェルを設定するために使用される。
誤りです。デフォルトシェルは /etc/passwd ファイルで設定されます。

【解説】
A) mailq コマンドは、システムのメールキューにある未処理のメールを表示する。
正解です。mailq コマンドは、MTA（Mail Transfer Agent）のキューに保留中のメールを表示するために使用されます。

B) mailq コマンドは、ユーザーのメールボックスの内容を表示する。
誤りです。ユーザーのメールボックスの内容を表示するには、mail や mutt などのコマンドが使用されます。

C) mailq コマンドは、新しいメールエイリアスを作成する。
誤りです。メールエイリアスの作成には、通常 /etc/aliases ファイルを編集し、newaliases コマンドを実行します。

D) mailq コマンドは、システムのメールサーバーを再起動する。
誤りです。メールサーバーの再起動には、systemctl restart postfix などのコマンドが使用されます。