Docker超入門:Dockerのネットワーク一覧を表示する方法:docker network ls

 Dockerを使っていると、「この環境にどんなネットワークがあるのか見てみたい!」って思うこと、ありますよね。そんなときに便利なのが docker network ls コマンドです。これを実行すると、Docker環境で作成されたネットワークの一覧がズラッと表示されます。

docker network ls の書き方

docker network ls [OPTIONS]

 シンプルで分かりやすい!オプションを付けることで、表示を絞り込んだり整形したりできます。

主なオプションまとめ

オプション省略形説明
なし-何も付けなければすべてのネットワークが表示される。
--filter-f条件を指定して絞り込み。例:-f driver=bridge で bridge ネットワークだけ表示
--formatなしGoテンプレートを使って出力の形を整える
--quiet-qネットワークIDだけを表示

よく使うのは -f(絞り込み)と -q(IDだけ表示)ですね。

出力結果で見られる情報

docker network ls を叩くとこんな感じの表が出てきます。

出力例

PS C:\Users\joeac> docker network ls
NETWORK ID     NAME      DRIVER    SCOPE
5654b2b1b9f1   bridge    bridge    local
edc5f4ea708e   host      host      local
0b1b4553af27   none      null      local

それぞれの列が持つ意味を整理するとこうなります。

項目説明
NETWORK IDネットワークを一意に識別するID。Docker内部で使われるもの
NAMEネットワークの名前。自分で付けたものか、自動生成されたもの
DRIVERネットワークの仕組みを決めるドライバ。デフォルトは bridge
SCOPE有効範囲を表す。通常は local(そのホスト限定)

デフォルトで存在する3つのネットワーク

Dockerをインストールすると、最初から3つのネットワークが用意されています。

  • bridge → デフォルトのネットワーク。コンテナがここに繋がることが多い
  • host → ホストOSのネットワークをそのまま使う。特殊なケースで便利
  • none → ネットワークに繋がない。完全に孤立させたいときに使う

この3つをベースに、自分でネットワークを追加したりカスタマイズしていくイメージです。

まとめ

  • docker network ls は、Docker環境のネットワークを一覧表示する便利なコマンド
  • ID、名前、ドライバ、スコープの4つの情報が出力される。
  • デフォルトでは bridgehostnone の3つが存在する。
  • オプションを使うと絞り込みや出力整形もできる。

 ネットワークを触る前に、このコマンドで「今どんなネットワークがあるか」を確認しておくと安心ですよ!