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Kubernetes入門:定義ファイルでPodの数を増やす

Kubernetesでは、リソースを管理するために定義ファイルを使用し、etcdというデータベースに登録された「望ましい状態」を保ちます。定義ファイルに変更を加え、その内容を再度、読み込ませると、「望ましい状態」が更新され、その結果としてPodの数や種類が変化します。今回は、レプリカ数を変更し、Podがどのように変わるのかを確認します。

Podの数の変更手順
ここでは、デプロイメントの定義ファイルを編集してPodのレプリカ数を増やし、その動作を確認する手順について解説します。
1.Docker desktopとPowerShellの起動します。
まず、Docker desktopを起動して、コンテナ管理環境を準備します。次にPowerShellを起動し、作業ディレクトリに移動して「apache」ディレクトリに移動します。
PS C:\Users\joeac> cd desktop\kubernetes
PS C:\Users\joeac\Desktop\kubernetes> cd apache
PS C:\Users\joeac\Desktop\kubernetes\apache>2.デプロイメントの定義ファイルを編集します。
次に、「deployment.yml」ファイルを編集します。Podの数が現在3の設定になっているところを、6に変更します。PowerShellから以下のコマンドを使用して編集します。
PS C:\Users\joeac\Desktop\kubernetes\apache> code deployment.yml変更するところは「replicas: 3」のところを「replicas: 6」だけです。
編集後の内容
apiVersion: apps/v1
kind: Deployment
metadata:
name: apache-dep
spec:
selector:
matchLabels:
app: apache
replicas: 6
template:
metadata:
labels:
app: apache
spec:
containers:
- name: apache-container
image: httpd
ports:
- containerPort: 803.デプロイメントの定義ファイルを適用します。
変更した定義ファイルを適用し、Kubernetesクラスタに反映させます。
PS C:\Users\joeac\Desktop\kubernetes\apache> kubectl apply -f deployment.yml
deployment.apps/apache-dep configured4.Podの数を確認します。
Podの数が正しく6に増えていることを確認します。
PS C:\Users\joeac\Desktop\kubernetes\apache> kubectl get pods
NAME READY STATUS RESTARTS AGE
apache-dep-77d7988fbc-62p82 1/1 Running 0 3m3s
apache-dep-77d7988fbc-7hhsj 1/1 Running 0 121m
apache-dep-77d7988fbc-b2mxf 1/1 Running 0 3m3s
apache-dep-77d7988fbc-m8924 1/1 Running 0 3m3s
apache-dep-77d7988fbc-tzlt9 1/1 Running 0 121m
apache-dep-77d7988fbc-xf8rm 1/1 Running 0 121mまとめ
Kubernetesでは、定義ファイルを編集することで「望ましい状態」を変更し、その内容がクラスタに反映されます。今回の手順では、Podのレプリカ数を増やすことで、どのようにリソースがスケーリングされるかを確認しました。
