LPIC-1 101試験 模試②:33-36

問題37:バックグラウンドで実行しているプロセスを一時停止せずに、端末から切り離して実行を続行させるためのコマンドは次のうちどれですか。

A) disown
B) bg
C) fg
D) detach

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正解)A

【解説】
A) 正解です。disown コマンドは、バックグラウンドで実行中のジョブをシェルの管理から切り離します。
B) 誤りです。bg は一時停止中のジョブをバックグラウンドで再開しますが、端末から切り離す機能はありません。
C) 誤りです。fg はジョブをフォアグラウンドに戻します。
D) 誤りです。このようなコマンドは存在しません。

問題38:現在実行中のプロセスに別のシグナルを送るためのコマンドは次のうちどれですか。

A) ps -kill
B) signal
C) kill
D) terminate

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正解)C

【解説】
A) 誤りです。このようなオプションは存在しません。
B) 誤りです。このようなコマンドは存在しません。
C) 正解です。kill コマンドは、特定のプロセスにシグナルを送るために使用します。たとえば、kill -9 はプロセスを強制終了します。
D) 誤りです。このようなコマンドは存在しません。

問題39:あるコマンドの終了後、次に実行されるコマンドを条件付きで指定する場合に使用する演算子は次のうちどれですか。

A) |
B) &&
C) ||
D) &

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正解)B

【解説】
A) 誤りです。| はパイプ演算子で、コマンドの出力を別のコマンドの入力に渡します。
B) 正解です。&& を使用すると、直前のコマンドが成功した場合のみ次のコマンドが実行されます。
C) 誤りです。|| は直前のコマンドが失敗した場合に次のコマンドを実行します。
D) 誤りです。& はコマンドをバックグラウンドで実行しますが、条件付き実行には使用しません。

問題40:シェルスクリプトの中で、無限ループを作成するために使用される構文は次のうちどれですか。

A) while true; do … done
B) for(;;) { … }
C) while(1) { … }
D) loop infinite { … }

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正解)A

【解説】
A) 正解です。while true; do … done はシェルスクリプトで無限ループを作成するための正しい構文です。
B) 誤りです。この構文は C 言語で使用されますが、シェルスクリプトでは無効です。
C) 誤りです。この構文はシェルスクリプトでは使用されません。
D) 誤りです。このような構文は存在しません。