LPIC-1 102試験模擬問題：41-44

【解説】
A) ifup eth0 / ifdown eth0 が正解です。 ifup コマンドはネットワークインターフェースを有効にし、ifdown コマンドは無効にするために使用されます。従来のネットワーク管理ツールの一部です。

B) netstat eth0 enable / netstat eth0 disable は誤りです。 netstat はネットワーク接続の統計情報を表示するためのコマンドで、インターフェースの有効化/無効化には使用しません。

C) ip addr add eth0 / ip addr del eth0 は誤りです。 ip addr add はアドレスをインターフェースに追加し、del は削除しますが、有効化/無効化ではありません。

D) route add eth0 / route del eth0 は誤りです。 route コマンドはルーティングテーブルの操作に使われ、インターフェースの有効化/無効化には使用しません。

【解説】
A) connection は誤りです。 nmcli で connection はネットワーク接続に関する操作を行うためのオブジェクトです。

B) device は誤りです。 nmcli で device はネットワークインターフェースデバイスに関する操作を行うためのオブジェクトです。

C) hostname が正解です。 nmcli では hostname はオブジェクトとして指定できません。ホスト名の設定は別のコマンド（例: hostnamectl）で行います。

D) radio は誤りです。 nmcli で radio を使ってWi-Fi関連の操作を行うことができます。

【解説】
A) 現在のネットワーク接続状態を表示する は誤りです。現在の接続状態を確認するには nmcli device status を使用します。

B) 利用可能なWi-Fiネットワークを一覧表示する は誤りです。Wi-Fiネットワークを表示するには nmcli device wifi list を使用します。

C) すべての保存されたネットワーク接続情報を表示する が正解です。 nmcli con show は、NetworkManager に保存されたすべてのネットワーク接続の情報を表示します。

D) ネットワークインターフェースのステータスを表示する は誤りです。インターフェースのステータスは nmcli device status を使って確認します。

【解説】
A) networkctl は誤りです。 networkctl は systemd-networkd のネットワーク設定を管理するためのツールで、NetworkManagerの管理には使用しません。

B) systemctl は誤りです。 systemctl はsystemdユニットを管理するためのコマンドで、NetworkManagerの状態を管理するには使いますが、細かなネットワーク設定には使用しません。

C) ifupdown は誤りです。 ifupdown は従来のネットワーク設定ツールで、NetworkManagerの操作には使用しません。

D) nmcli が正解です。 nmcli はNetworkManagerのコマンドラインツールで、ネットワーク接続やデバイスの設定、ステータスの確認など、NetworkManagerを操作するために使用します。