【Linux】/etc/fstabファイル

 /etc/fstabファイルは、Linuxシステムにおけるファイルシステムのマウント情報を記載する設定ファイルです。このファイル名は "filesystem table" に由来しています。Linuxが起動する際、システムはこのファイルの記述に従ってデバイスを指定のディレクトリにマウントします。デバイスの指定方法として、LVMのデバイスファイル名、ファイルシステムのラベル、またはUUIDが使用されます。

cat /etc/fstab の出力例

# /etc/fstab: static file system information.
#
# <file system>  <mount point>  <type>  <options>  <dump>  <pass>
/dev/sdb1        /mnt/data      xfs     defaults   0       0
UUID=123e4567-e89b-12d3-a456-426614174000 / ext4 defaults 1 1
/dev/sda2        none           swap    sw         0       0

/etc/fstabファイルの書式

項目説明
①デバイスマウントするデバイスを指定します。例:/dev/sdb1、UUID、ラベル。
②マウントポイントデバイスをマウントするディレクトリ。例:/mnt/data、/、/home。
③ファイルシステム使用するファイルシステムの種類。例:xfs、ext4、swap。
④マウントオプションマウントに関するオプション。例:defaults、ro、rw。
⑤dumpフラグdumpコマンドでバックアップを行うかどうか。通常0または1。
⑥fsckフラグ起動時のファイルシステムチェックの優先度。通常0または1。
/etc/fstabファイルの書式

例の説明

/dev/sdb1 /mnt/data xfs defaults 0 0
  • デバイス: /dev/sdb1
  • マウントポイント: /mnt/data
  • ファイルシステムの種類: xfs
  • マウントオプション: defaults
  • dumpフラグ: 0
  • fsckフラグ: 0

注意事項

  • デバイスファイル名の変動: 再起動時にデバイスの認識順序が変わる可能性があり、デバイスファイル名(例:/dev/sda1)が変わることがあります。このため、デバイスファイル名を直接指定すると、起動時にマウントエラーが発生し、システムが起動できない場合があります。
  • UUIDの使用: デバイスを特定するためにUUIDを使用することが推奨されます。UUIDは再起動後も変わらないため、確実なデバイス指定が可能です。

UUIDを指定した例

UUID=123e4567-e89b-12d3-a456-426614174000 / ext4 defaults 1 1

まとめ

 /etc/fstabファイルは、システム起動時にファイルシステムを自動的にマウントするための設定ファイルです。このファイルの正確な設定は、システムの安定性とデータアクセスの確保において非常に重要です。特に、デバイス指定にはUUIDを使用することで、再起動時のエラーを防ぐことができます。