
【Linux入門】date コマンド:現在の日付や時刻を表示
コマンドの概要
dateコマンドは、現在の日付や時刻を表示し、必要に応じて日付や時刻のフォーマットを設定するためのコマンドです。システムの時刻を表示したり、設定したりする際に使用されます。
コマンドの主なオプションと説明
以下に dateコマンドの主なオプションとそれぞれの説明をまとめます。
オプション | 説明 |
---|---|
-R | RFC 2822形式で表示 |
-I | ISO 8601形式で表示 |
-u | 協定世界時 (UTC) で表示 |
-d | 指定した日時を表示 |
-r | 指定したファイルの最終変更時刻を表示 |
-s | エポック秒(Unix時間)で表示 |
--help | ヘルプを表示 |
コマンドの使用例と解説
1.現在の日時を表示する
$ date
このコマンドを実行すると、現在の日時が表示されます。デフォルトではローカルのタイムゾーンでの日時が表示されます。
2.特定のフォーマットで日時を表示する
$ date "+%Y-%m-%d %H:%M:%S"
特定のフォーマットで日時を表示することができます。'+%Y-%m-%d %H:%M:%S
' は年-月-日 時:分:秒の形式で表示することを指定します。
3.指定した日時を表示する
$ date -d "2024-01-01"
'-d
' オプションを使用すると、指定した日時を表示できます。ここでは、"2024-01-01"が表示されます。
まとめ
date
コマンドは時刻や日付の表示や設定に幅広く使われます。オプションを使用して特定のフォーマットでの表示や、指定した日時の表示など、多くの柔軟性を持っています。