このページで解説している内容は、以下の YouTube 動画の解説で見ることができます。
Linuxコマンド演習04
以下のコマンドの演習を行います。
- cat コマンド:テキストファイルの表示
- more コマンド:1ページずつ表示
- less コマンド:1ページずつ表示
- pwd コマンド:カレントディレクトリを表示
- date コマンド:現在の日付や時刻を表示
- echo コマンド:文字列を標準出力に出力する
実際にコマンド操作を行いながら、Linuxの操作に慣れていきましょう。
演習01:cat コマンド
・「/etc/hosts」の内容を表示します。
$ cat /etc/hosts
127.0.0.1 localhost localhost.localdomain localhost4 localhost4.localdomain4
::1 localhost localhost.localdomain localhost6 localhost6.localdomain6
・行番号を付けて「/etc/hosts」の内容を表示します。
$ cat -n /etc/hosts
1 127.0.0.1 localhost localhost.localdomain localhost4 localhost4.localdomain4
2 ::1 localhost localhost.localdomain localhost6 localhost6.localdomain6
演習02:more コマンド
・「/etc/services」を moreコマンドで表示します。
$ more /etc/services
# /etc/services:
# $Id: services,v 1.55 2013/04/14 ovasik Exp $
#
# Network services, Internet style
# IANA services version: last updated 2013-04-10
・
(略)
「q」キーを押して終了させます。
ページャには moreコマンドの他に lessコマンドがあります。lessコマンドは moreコマンドの改良版であり、こちらの方が、より多くの機能を持っています。
演習03:less コマンド
・「/etc/services」を lessコマンドで表示します。
$ less /etc/services
# /etc/services:
# $Id: services,v 1.55 2013/04/14 ovasik Exp $
#
# Network services, Internet style
# IANA services version: last updated 2013-04-10
・
(略)
「q」キーを押して終了させます。
演習04:pwd コマンド
・カレントディレクトリを表示します。
$ pwd
/home/user01
演習05:date コマンド
・現在の日時を表示します。
$ date
2024年 1月 5日 金曜日 11:36:34 JST
演習06:echo コマンド
・”Hello World”という文字列を表示します。
$ echo "Hello World"
Hello World
・”Hello”と”World”の間に改行が挿入して表示します。エスケープシーケンス(\n
)を用います。
$ echo -e "Hello\nWorld"
‘-e
‘ オプションを使用すると、エスケープシーケンス(\n
など)を解釈して表示します。