
【Linux入門】unzip コマンド:ファイルとディレクトリの解凍
コマンドの概要
「unzip
」コマンドは、ZIPアーカイブファイルを解凍して元のファイルやディレクトリを取り出すために使用されます。基本的な使用法は 「unzip アーカイブファイル名.zip
'」です。
コマンドの主なオプションと説明
オプション | 説明 |
---|---|
-d | 解凍先のディレクトリを指定する。 |
-l | アーカイブの内容をリストする。 |
-o | 上書きを確認せずに解凍する。 |
-q | 処理の詳細を表示せずに実行する。 |
-v | 処理の詳細を表示する。 |
-x | 除外ファイルを指定して解凍する。 |
-t | アーカイブをテストする。 |
コマンドの使用例と解説
1.ZIPアーカイブを解凍
「archive.zip」 を解凍して元のファイルやディレクトリを取り出します。
$ unzip archive.zip
2.解凍先のディレクトリを指定
「archive.zip」 を「target_directory」に解凍します。
$ unzip -d target_directory archive.zip
3.アーカイブの内容をリスト
「archive.zip」 の中身をリスト表示します。
$ unzip -l archive.zip
4.上書きを確認せずに解凍
「archive.zip」 を上書きの確認なしで解凍します。
$ unzip -o archive.zip
まとめ
「unzip
」コマンドはZIPアーカイブを解凍するだけでなく、様々なオプションを用いて解凍操作をカスタマイズできます。